このところ、人気のタイ式マッサージ。
この発表もとても、面白いと思いましたので是非、ご紹介いたします。
タイの人々は、スコータイ王朝時代から、様々な症状の治療に
薬草を使い始めたということがしるされているといいます。
偉大なるナライ王の治世には、一般の人々の為の医学と薬草が街にとけこんでおり、
また、タイマッサージが盛んだったそうです。
ラーマ一世の時代には健康体操とタイマッサージの教科書がまとめられ、
ワット?プラチェートゥポンウィモンマンカラーラームの大広間に刻まれたそうです。
タイ伝統医学の理論は、人間の体は4元素、すなわち土、水、風、火で
構成されているとする仏教の教えに元づいていて、体の元素が均衡していると健康でいられ、
どれかが不足していたり多すぎたり、障害かわある場合には人は病気になると。
また、人間の健康は季節や住む場所の地理的な位置、天候、環境も影響する。
太陽、月、そして星が動き続ける占星術的影響は、人生と一日の様々な時間に影響を与える。
などなど。
まさに、考え方は、アーユルヴェーダであります!
治療薬についても、アーユルヴェーダで使う植物と同じものが使われていたそうです。
10数年前に、アロマを勉強しようとハーブを調べたり、オイルの勉強をしようと効能を調べたり、
トリートメントの由来など、何を調べてもアーユルヴェーダに辿り着いてしまったことがあったのですが、
タイは、今の日本には必要不可欠な国、そして、私が最近、お気に入りのタイマッサージのルーツがまた、
アーユルヴェーダだったということに驚き、そして納得。。
チェンマイ大学薬学部Panee Sirisa-ard先生、有難うございました!
KAORI CHINEN